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劇団櫂人第5回公演「かさぶた式部考」

☆公演アンケートより☆

 

 

5/29

 ●この作品は、1969年の初演(演劇座)を観ている。まだ若かった私は、智修尼の怪しい美しさと、信徒たちのえげつないが悲しみの深い実態に心打たれた。すでに遠い存在であるが、奥深い秋元松代作品を母伊佐一人に負わせてはいけない。 (女性・70代以上)

 ●とても楽しく観させていただきました。演者の皆様の演技の素晴らしさもさることながら、内容、演出がよかったのでしょうか。飽きることなくこの世界観に引き込まれながら、観させていただきました。この時代の炭鉱事故と自分の経験した災害と重なり涙してしまい、また、最後の母の思いも重なりまた涙してしまいました。とてもよかったです。  (女性・50~60代)

 ●自分自身の人生と重ねて観ることが出来、大きな感動と勇気をいただきました。方言、長い台詞を大変聞きやすく、スッと心の中に入っていくリズムとテンポで素晴らしかった。人生元気に感謝を持って生きていくんだということを教えていただいたようです。ただし、後半の不条理については、やはり怒りと締念半々の気持ちになりました。人生の悲哀、難しさに今一度深く考えてみます。 (男性・50~60代)

5/30

 ●私が一番納得がいかなかったのは、豊市が智修尼と初めて顔を合わせる場面であった。どういうきっかけから豊市は彼女に会うことが出来たのか。たまたま風前に出会ったのであろうか。いずれにしても豊市は彼女の美貌と色香にのめりこんでしまったのであろう。それに対して彼女は一時の手慰みのつもりで豊一を弄んだのではないだろうか。それを豊市は自分に対する愛情と勘違いしてしまい、頭の中は彼女の肉体でいっぱいになってしまったようである。男は女体に対して弱いもので、いったんその気になってしまうと、なかなか離れられなくなってしまうのはよくわかるような気がするのである。特に今まで真面目に暮らしてきた男性ほど、こういう状況になりやすいのではなかろうか。そういう意味では、この女教祖は、誠に罪深い存在と言うことが出来そうである。しかし、これも時がたてば次第にこういう情念も薄れてくるようにも思えるのだが・・・  (男性・70代以上)

 ●過去、劇団四季などの観劇はありますが、今回の観劇は初めてです。出演者を近くにみれたのが、大変うれしく感じました。

 (男性・50~60代)

 ●様々な現代の事象が、式部を通じて感じられました。自分のあり様も考え直すよい機会となりました。おばぁは最高でした。演出の面白さを改めて感じました。 (男性・50~60代)

 ●複雑な状況からスタートして、最後は一体どうなるのだろうと気になって最後まで見続けました。豊市が結局最後どうなってしまったのか気になりました。  (男性・30~40代)

 ●本格的な演劇鑑賞はしたことがありませんでした。興味深く観させていただきました。  (女性・30~40代)

 ●難しい熊本弁の台詞に驚きました。舞台の奥行きがあり、場面の切り替わりがわかりやすかったです。全員迫力のある演技で見入ってしまいました。  (女性・30~40代)

 ●映画とは全然違う迫力でびっくりしました。このように頑張っていることに驚きました。とてもよいものを観させていただきました。 (男性・50~60代)

 ●本当に感動しました。親子のすごさにいろいろ思うことがあり、涙が出てしまいました。 (女性・70代以上)

 ●どうにもならない庶民の抱え込まざるを得ない問題をキチンと脚本化している秋元さんの筆力と社会観察の確かな目を感じさせる作品をチョイスするのは、演出の目の確かさ、今この時点での発表というタイミングの的確、役者陣の頑張り、どれもgood!  (男性・50~60代)

 ●秋元松代の強い台詞、言葉の力を、さらに俳優の渾身の演技で生かしきった見事な舞台でした。母役の方の「想い」が常に劇を動かし、観衆の心を動かしていました。素晴らしい作品でした。時代背景「1964年の東京オリンピック」と「2020」と見事に符合させた演出の、時代を問い、信仰を問う、力強い舞台でした。  (男性・50~60代)

 ●大熱演で素晴らしかったです。来てよかったです。  (女性・50~60代)

 ●声が素晴らしく、感動しました。時間が短く感じられました。  (女性・30~40代)

 ●よく練れている演出と演技だと思います。方言難しいですね。 (男性)

 ●ものすごく感動しました。素晴らしいものを見せていただき感謝します。やはりプロの演技はすごいですね。 (女性・10~20代)

5/31昼

 ●一つ一つの言葉が胸に刺さり、方言を使っての台詞や会話のテンポ等も心地よく、感情豊かな表現がとても素晴らしかったです。人生の悲哀や社会の闇、人との出会いや仏教思想の因果関係など、多くの事柄が盛り込まれ考えさせられる作品でした。皆さん素晴らしい演技でしたが、特に伊佐と豊市の親子の演技は胸に迫るものがありました。そして、鶴作の演技も最高でした。 (女性・50~60代)

 ●秋元松代が好きなので、この作品の原作を読んでいました。“誘惑なのか救済か”この謎のような言葉を見事に芝居に、期待に違わぬ魅惑的な作品。特に豊市を案じる母・伊佐の観音のような慈悲に心打たれた。この劇団で秋元さんの他の作品を観たい。 (女性・70代以上)

 ●とても素敵な劇でした。懐かしいお姿拝見させていただきました。今後もご活躍期待します。皆様お元気で勇気頂きました。難しい方言、親子関係など考えさせられました。 (女性・50~60代)

 ●とても観ごたえがあり良かった。とても素晴らしく感動した。長い台詞を覚えすごいと思った。親子の情を感じた。厳かな雰囲気でとても良かった。演者の暗記力がすごい。台詞の多さと迫力のある演技に感動した。 (?)

 ●予想外の内容、思いの他、感動・感激しました。長台詞に方言、皆さんの素晴らしさ、感動のみ。 (女性)

 ●舞台ならではの楽しい心、突き刺さる感動をもらいました。  (男性・30~40代)

 ●九州弁、懐かしく思います。「豊市」と「その母」、感動です。  (女性)

 ●切ないお話、終わり方だなと思いました。途中、ギャグ?お人形を操るロープが雑だなと(笑)片手で操り、時々手を放しているあたりがギャグっぽい演出で面白かった。でも笑って言いのか、わからなかったですけど。  (女性・30~40代)

5/31夜

 ●この度は、大変面白い芝居をお作りくださり、ありがとうございました。時代背景を感じさせながらも、「人間とは?」を問いかけられた作品であるように感じました。出演の皆さんの演技が素晴らしく、特に伊佐役の方、てるえ役の方の演技に魅せられました。出演やスタッフの方々の思いが一つになっている感じもよくわかりましたし、私も参加してみたいなあと思った次第です。 (女性・50~60代)

 ●迫真の演技が良かったです。我が子を思う老母の気持ちが伝わりました。 (女性・50~60代)

 ●久しぶりの宗教問題に直面して考えさせられました。 (男性・50~60代)

 ●よくまとまっていました。なかなかの好演です。 (男性・70代以上)

 ●テーマ、演出が深みがあり、観ている者を感動させてくれるもので素晴らしい。皆様の発声・表現がとても良い。 (女性・50~60代)

6/1

 ●迫真の演技で感動しました。熊本弁が上手でした。よく覚えられたなと思って、感心しています。 (女性・50~60代)

 ●皆様の熱演、素晴らしかったです。熊本弁、皆様お上手でした。面白かったです。 (?)

 ●智修尼のセクシーシーンにはびっくりしました。楽しませていただきました。 (女性・30~40代)

6/2

 ●皆さん熱演でした。歌も良かったです。 (女性・50~60代)

 ●初めて観させていただきました。同年代の方々のパワーを頂きました。 (女性・50~60代)

 ●迫力ある演技でした。母の愛の深さを感じました。 (?)

 ●大変素晴らしかったです。 (女性・50~60代)

 

 ●皆さんの真摯な演技に心打たれました。 (男性・50~60代)

 ●方言大変だったと思う。お疲れ様でした。全体的に良かったです。 (男性・50~60代)

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