劇団櫂人第3回公演「ブルーストッキングの女たち」

お客様の感想

 

<5月24日(水)18:00開演>

◇時代の狂気をあらわしよかった。ご苦労様!

◇休憩を挟んで2時間55分の大作だ。描かれているのは1911年から1923年迄、平塚 らいてうらの雑誌「青鞜」や大杉栄・荒畑寒村らによって発刊されていた「近代思想」と「平民新聞」、島村抱月・松井須磨子らが旗揚げをした芸術座など、新たな社会思潮が台頭した時代である。(追記2017.5.26) 必見、花5つ☆

​◇流石、俳優陣の切れの良い台詞には感嘆しました。稽古の質が良いのだと思います。上演時間が少々長過ぎ冗長な印象です。もう少しコンパクトでもよいと感じます。佐藤陽子さんは外形と相まってハマリ役でしたね。題材が暗たんの時代背景なので重いですが、俳優陣の熱演もあって重厚な作品になっていたと思います。

<5月25日(木)13:00開演>

◇皆さんの熱演凄いです。女優さんたちは声もよく通り登場人物になりきっていて感動しました。もちろん男優さんたちも素晴らしい演技でした。流石にプロの劇団の力は違うものと感じました。私は剣道をやっていて、明治・大正・昭和初期の時代に興味があります。その時代は剣道の達人が多く生きていて、剣道人以外の大正時代の文化人の思考傾向を理解できて面白く鑑賞できました。ただ、事務用椅子で足が伸ばせない状態での3時間は障害者に取り少々きつかったです。でも時間を忘れるほどでした。有り難うございました。

◇素晴らしい舞台に感動いたしました。大劇場の華やかで重々しい雰囲気と異なり、小劇場のアングラ的な雰囲気が演目とマッチして、ドラマの展開を引き立てているように感じられました。出演者の聞き取りやすい響きのある発声とそれに伴う生き生きとした行動表現も見事でした。

<5月26日(金)13:00開演>

◇この台本を今取り上げる意味がよくわかりました。大正の頃からほとんど変わっていない日本の女性の地位の低さ、この頃は物質的満足度が大きい分だけ見えない差別が相対的に陰湿に増加しているように見えます。そんな中で、青鞜の女たちがいかに健気にチャレンジし続けたか、頭が下がります。そして女性の社会参加がいまだにできていない(男たちが壁になっていて!)事実への怒りがこみあげます。紅吉が「百年後、二百年後はどうなっているか」と独白しますね。ちょうど今年がその百年後あたり、女性解放を叫ばねば!!

◇皆さん滑舌がよく、とても聞きやすい。特に野枝さん、ノラの旦那様、ベテランですね!

松井さんの声がきれい!野枝さんの姑さん何役もこなし上手い!抱月さん役の方なかなか魅力ありましたよ。これくらいの小劇場は声が聞き取れるし、一体感が持ててよいですね。市子さん、保子さんも迫真の演技。最後は二度とこんな社会にしてはいけないと強く感じました。

◇大正時代の一部の人たちの活き活きした姿が見られて嬉しかったです。皆様の熱演に心から拍手をおくります。

◇素晴らしい仕上がりでした。市子さんの弘前の近くの黒石出身なので、彼女のことを青森の姉に聞いてみたいと思いました。皆さんご苦労様、ありがとうございました。

◇ありがとうございました。ずっと、心に残りそうです。深いです。おつかれさまでした。

◇野枝さん役の方は少し早口のように感じました。大杉役の人が首を切られた後、手ぬぐいを取ったとき、首になんの痕もなかったので、ちょっとでも首のところに「赤色」がつくともっと迫力があるなと思いました。男女の愛は奥深いものだと思いました。時代の流れが「服」を見てもその変化がよく分かってよかった。

◇素晴らしい時間をありがとう。何から何までありがとう。そして、素晴らしい舞台。感動して涙したりしました。歴史は繰り返す、災いは忘れたころにやってくる。共謀罪法案等考えさせられました。

<5月26日(金)18:00開演>

◇とてもおもしろかったです。見ごたえありました。個々の登場人物について述べると長くなるので、、、。大杉さんと野枝さんの生き方にはちょっと賛成できません。身勝手というか、自身の高い理想を実現するためには周囲の人たちを不幸にしてもよいのかという問題があり、もう一つは大杉さん自身、自分の理想とはかけはなれた世俗的な一人の男でしかないような気がしました。三人の女性を巻き込んで、、、ムム、、、、。

◇エネルギッシュで大きな声が出ていた。声の出ない人が逆に目についた。人に対する思いやり、女性への深いいたわりが表れるとよかった。大正時代の解放運動がやさしさというより発散だったのかと感じた。

<5月27日(土)13:00開演>

◇大杉さん、とても素敵でした。感動しました。ありがとうございました。

◇辻ミツさんの絶妙な間に、姑らしいセリフ、気持ちよく楽しく聞いていました。寒村さんの声量とテンポがとってもよかった。皆さん、本当にステキな時をありがと!

◇演出も役者さんの演技も素晴らしかったです。皆さんの今後のご活躍を楽しみにしています。頑張ってください。

◇仕事人間の私を長く支えてくれた妻。これからの人生、自分らしくかっこよく生きてほしいです!でも、畳の上で、僕より後にお願いします。

◇激動の時代の女性の新しい生き方がよく演じられていました。わかりやすい演出でした。役者の皆さま、とても表現力があり豊かでした。ありがとうございました。

◇3時間の上演と聞いてちょっとびっくりしましたが、とても楽しめました。セットおもしろかったです。

◇長い時間ということが気にならないほど引き込まれました。

<5月28日(日)13:00開演>

◇「犀」よりも現実的でわかりやすかった。テンポがよくて、あっという間でした。衣裳も素晴らしく、時代を理解できました。黒幕の使い方ひとつで切り替えができる様子おもしろかったです。平和ってすばらしい!!

◇全体的にみなさん上手でした。出演が長い人は演技がうまい人がやるべきだと思います。作中で皆で劇を観に行くシーンでキャストが観客としてこちらを見ていましたが、そこには、皆来ているということは、流れで分かることだと思います。少し説明的な演出だと思います。見せなくてもそこにあるという想像が出来る方がよりおもしろくなると思います。全体的にもその様に思う箇所がありました。辻潤のお母さんをやられた方が特に演技が上手でした。

◇現代日本の社会情勢との対比でテーマが極めて刺激的だと思えました。また、近代日本と女性解放(民主主義の歴史的意味)を再考するにあたってもこの公演は近代の大きなテーマを提供してくれているように思える。つまり明治以降の近代化の総決算を意味するといったような。今後も劇団の皆さんのご活躍を期待します。

◇なかなかの大作、かつ良い作品でした。出演者の皆さんの熱演、大変良かったです。敢えて小言を言わせていただければ、休憩時間を含めて3時間強は、ちょっと長かった。周囲のお客さん、年齢層が高目で、3時間はちょっときつそうでしたね。それぞれの場面、大事なのは理解できるが、もう少し全体をコンパクトにした方がよかったかと思います。